• HOME
  • 眼瞼下垂症

眼瞼下垂症

眼瞼下垂症

眼瞼下垂症とは

眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)
これは、一般的に眼を開ける筋肉や膜が弱ることで、眼が開けにくくなる病気です。
原因は、加齢によるものが主ですが、コンタクトの長期使用でも筋肉機能が衰え、眼瞼下垂症になり得ます。
軽度、中度、重度で症状は違ってきますが、重度になると、頑張って眼を開けているにも関わらず、瞳孔が半分以上も隠れてしまいます。
こうなると、肩こり、頭痛など他の症状も出てきます。今、携帯見ながら、眼を開けるのに、額をめっちゃ使っているあなた‼️そう、それはもう眼瞼下垂症の始まりですよ。

眼瞼下垂症の重症度

治療方法

手術の方法は、基本、切ります。筋肉が弱ってるので、切らないことには改善できません。
主に、「挙筋前転法」で行います。二重の幅で皮膚を切開し、緩んでしまった眼瞼挙筋腱膜を引き出して、適正な位置まで前に引き出して、挙筋腱膜を瞼板に縫い合わせ再度固定します。そうすることで、眼が縦に開けやすくなります。
もちろん、皮膚を縫いますので、4~7日後に抜糸になります。それまで目元に糸はついたままですね。

瞼に糸が付いて傷が目立つのが嫌だとおっしゃる方は、「眉下切開」が良いかもですね。 こちらは、眉毛の下を切開し、たるんだ皮膚を取り、縫合。眉毛の下に沿って傷ができるのであまり目立ちません。ただ、この場合は、皮膚のたるみで眼瞼下垂のような症状が出ている方が満足される手術で、筋力が弱った眼瞼下垂症は改善されませんので、ご注意を。

重度になると、腱膜性だけでなく、筋肉の収縮力自体が低下している場合は、他のところから筋膜を持ってきて移植することもあります。太ももの筋膜や、側頭筋膜を使用することが多いです。

最後に

眼瞼下垂症は病気の一つですので、糸が、傷が・・・と気にするよりも、今の症状が改善され楽になるので、見えにくい、頭が痛いなどのストレスから解放されます。
もし、症状がある方は、腹を括って、堂々と手術を検討されても良いと思います。

いずれも、眼瞼下垂の症状を改善するための手術になりますので、ぱっちり綺麗なおメメにしたいのよっの時点で、保険適用にはなりませんよ。そうなると、それは美容目的になり、保険外になりますからね。