肝斑
肝斑(かんぱん)とは?
一昔前は『しみ』という言葉を使用してましたが、最近は『肝斑』って言葉を耳にしますね。
でも、そもそも、『しみ』が医学用語ではないんです。老人性色素斑、脂漏性角化症、雀卵斑など様々な皮膚の色むらのことをまとめて『しみ』と呼んでたんですね~
で、話は戻って『肝斑』ですが、どんなものかと言いますと、30~40歳代の女性に多く、主に、両頬骨に沿って輪郭がはっきりしない、もわもわっと広範囲にできる薄茶色の色素沈着のこと。左右対称にできるのが特徴です!
原因は
・女性ホルモンバランスの乱れ
・過剰なストレス
・紫外線などの外からの刺激(これは特に今ある肝斑を悪化させるもの!)
と言われてます。
妊娠や低量ピルの服用も女性ホルモンバランスが乱れる原因です。
女性ホルモンバランスの乱れ・・・で女性だけか~と思いますが、なんと、男性にも“女性ホルモン”があるので、男性でも10%くらい肝斑を発症する方がいるのです。もちろん、女性にも“男性ホルモン”あります。
肝斑の大好物は、刺激。
紫外線、摩擦の刺激が原因で悪化します。
今だと、マスク・・・。(これは避けられないご時世なので、摩擦の少ない素材が安心)
日々の洗顔やクレンジングの時、「あ~今日も疲れた~」と言いながら、お顔をゴシゴシ擦ってませんか?この刺激(摩擦)により肌のバリアが破壊されてしまうことで、肝斑は日々成長します。
今日はお出かけしないし、家にずっといるから・・・と日焼け止めを塗らずに、洗濯物を干したり、ガラス越しに太陽の日差し浴びてませんか?家にいても、紫外線は入ってくるので刺激を受けてますね。
そして「あれ?肝斑、前より濃くなってるかも・・・」の不安。これも心に刺激でストレスの原因なんです。
日常生活でこの“刺激” 結構、やってしまっている方は、生活習慣を変えることで、ある程度抑えることは出来そうですね。