アクロコルドン
ある日、首にクリームを塗ってると・・・ん?なんか茶色いゴミ付いてる?
え?うそ?取れない、ゴミじゃない!なんじゃこりゃー”(-“”-)”
よく見ると、ちっちゃいイボでした。
その名は「アクロコルドン」別名「軟性繊維腫」
イボには、ウィルス感染によるものと、非感染性のものがあり、アクロコルドンは非感染性のものなので病気ではないのですが、首にあるとネックレスに引っ掛かって炎症を起こす方もいますので、そうなる前に、早めに除去する方がいいですよね。
アクロコルドンができる原因は何なのでしょう?
30歳代ごろから発症すると言われており、加齢と共に増えていくそうです。
発症場所は、首や脇、デコルテなどの摩擦される皮膚の部分が多く、原因は遺伝的なもの、摩擦による刺激、日光照射(紫外線)が原因の皮膚の老化です。
厳密には、小さく茶色のイボが「アクロコルドン」、ちょっと大きく飛び出た感じになってるのが「スキンタッグ」、直径5㎜くらいに大きくなると「軟性繊維腫」になります。
アクロコルドンの治療方法は?
- 炭酸ガスレーザーでの治療が一番多く、効果的です。また、手ごろにできるのでオススメです。美容皮膚科で取り扱いの多い機械なので、美肌の治療のついでに・・が出来ますよね。
- 液体窒素を用いた冷凍療法は、皮膚科専門や形成外科で取り扱いがあり、どちらかというと、ウイルス性のイボ除去に使用されます。治療後、水膨れや血豆などのリスクがあるので、個人的にはオススメしません。
- ハサミで剪刀切除は、小さくて引っ張れる状態「スタッキング」になっているなら、この手法も良いと思います。意外と出血しないんですよ。と言っても、自分で家でハサミで・・・はダメですよ!衛生面がしっかりしているクリニックでやってもらわないと、雑菌が入ったらとんでもない。
アクロコルドンの予防方法は?
予防というより、上記で治療をし再発を防ぐためには?ですね。せっかくイボが無くなったのに、今までと同じ生活をしていては、また再発するのが目に見えてますよね。
- 首など、発生部位を刺激しないこと!首回りを刺激しない服装で、ネックレスも控えましょう。
- 保湿は顔だけではなく、首やデコルテにもしっかり潤いを与えて下さい。これをするだけで、皮膚にバリアができるので摩擦のダメージが軽減されるのです。
- 日焼け止めを首にも塗って下さい。上の保湿同様、顔と一緒に首にも塗ることで紫外線の刺激を予防できますよ。
面倒だな~と思っても、また、アクロコルドンが再発して病院に行く方がもっと面倒です。ほら、顔のマネキンって絶対に首まで付いてますよね。つまりは一緒なんですよ!ってちょっと強引ですが”(-“”-)”
今日から、デコルテまでが顔と思いましょう♪