レチノール

今やお化粧品には欠かせない成分『レチノール』
知ってる～と言われる方も多いでしょう。

レチノールはビタミンAの一種です。
ビタミンAの効果は
・細胞のターンオーバーの促進
・線維芽細胞を活性化
・コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促進
と言われており、
2017年に医薬部外品成分として厚生労働省からシワ改善の効果があると認められているんです。
それなら、特にアンチエイジング世代は使ってみたいですよね。
シワ改善で効果が認められてますが、細胞のターンオーバーを促進してくれるので、シミ(老人性色素斑・肝斑・雀卵斑)にも効果がありますよ～。
レチノールは比較的効果が早めに出るので、即効性がある成分になります。

でも、レチノールには、即効性はありますが、困った弱点があります。
『ビタミンA反応（レチノイド反応）』という言葉を耳にしたことありますか？
A反応の症状としては、
・乾燥・皮剥け
・赤み、痒み、痛み
・ニキビみたいなプツプツ

原因は、レチノールを使用することで肌のターンオーバーが亢進して肌が薄くなり敏感になるからなのです。使用し始めて、数週間～１ヶ月がピーク。初めは症状が出なかったのに、途中から出てくる方もいます。
使用方法としては、急に使わずに、濃度の低いものから、週に２回など徐々に慣らしていくのがオススメで、夜のみ使用。“レチノールは不安定な成分”と言われてますので、日中の紫外線や空気・温度で簡単に劣化してしまうのです。

ん～何とかそのビタミンA反応、予防できないの？予防できたら使うのに～って方！
保湿の後にレチノールを使用したら肌への刺激が低減するんですって！
あと、洗顔の回数も減らす～。１日１回ぬるま湯洗顔で。１日１回なくてもいいらしい。
ま、軽減されるってだけなので、ちょっとは皮剥けしますな。
いや、いっそのこと、濃度高め使って、この皮剥けを楽しみましょ！
マスクが必須の世の中、今こそアンチエイジングし放題ですよ！！