シスペラ

シスペラ

シスペラって何ぞや?

シスペラはスイス製の美白・美肌クリームとなります。
システアミンという、美白成分が配合されています。今まで美白!と言えば、ハイドロキノンでしたがダウンタイムや長期使用は出来ず、使用期間に制限があるのがネックですよね。

このシステアミンって、もともと人体の中に存在している成分なんですって。必須アミノ酸L-システインの分解生成物で高い抗酸化作用を持ち合わせているので酸化ストレスから体内を守る役割をしてくれています。
システアミンのメラニン抑制・還元作用は50年以上も前に発見はされていたけど、独特の強い臭いで製品化にはなかなかならず、やっと成分の安定化・臭いの軽減に成功し、5%システアミン配合のシスペラが誕生したのです。と言っても、まだ臭いはありますが…
システアミンにナイアシンアミドが配合されていて、ハイドロキノンの約4倍の美白効果と高い抗酸化作用があるのに、肌への刺激が少ない!と謳われているようですね。

本当にハイドロキノンの4倍なの?

おっと、気づかれました!?そう、ハイドロキノンの約4倍の美白効果なのに、肌への刺激が少ない!なんてウソ。ありえないんです。
実は、これに関しては何の根拠もないんですって。ハイドロキノンはメラニン生成抑制が1つの作用機序。
システアミンは、
①チロシンの阻害
②ドーパオキシダーゼの阻害
③ペルオキシダーゼの阻害
④グルタチオンの増加
と4経路に作用するので、それを誰かが4倍と言い出して噂が広まり、どのクリニックもHPやらインスタやらで、4倍4倍と書いているという状態です…。

上の説明を簡単にして、4倍と言われたら白くなる効果が4倍だと思いますよね。そこは広告戦略に惑わされないようにご注意を。
とはいえ、シスペラはハイドロキノンアレルギーの人も、ハイドロキノン休薬期間にも使えるとってもいい美白剤です!

ちょっと心配なのは、臭い。システアミンってパーマ剤に使用されている成分なんです。パーマ剤って顔につかないよう、直接、手で触らないようにしていますよね。そんなの顔に塗って大丈夫?なのか問題!
回答は、同じシステアミンでも、パーマ剤に使用されているシステアミンとは有効性や安全性に対する評価や基準は異なっており、ヨーロッパやアメリカ、韓国など多くの国で「化粧品」として認可されているんですって。
と言われましても・・・ゆーても、同じシステアミンですやん。気にする人は、気にしますよね。15分以上の塗布は控える、必ず洗い流すってなると、やっぱりね~。
一応、お伝えすると、システアミンは医薬部外品の美白有効成分に認可はされていません。
美容にリスクはつきもの!?効果優先で考えていきましょう♪

シスペラとシスペラ インテンシブシステム

シスペラ

シスペラ

赤文字のパッケージのシスペラは、1日15分塗布の簡単ケア。16週間続けるとシミ・ソバカスを防ぎ、肌にハリと艶を与えてくれるんですって!顔だけでなく、デリケートゾーンなど色素沈着が気になる部分にも使用できるのが嬉しいですよね。ただ、嬉しくないのは、使い方とお値段。簡単って言っても、夜、洗顔後1時間空けてからの塗布、からの、15分後に洗い流し、そして保湿。ちょっと面倒くさい!?
ただ、こちらのシスペラはメイクの上から塗布OKなので、お風呂に入る15分前に塗ってしまえばそれほど手間ではないですね。
価格は、35,200円(税込)が平均でしょうか。内容量50gですので、1日1プッシュで3~4カ月使える、4カ月使えたら、月に8,800円ほどなので使えなくもない。でも3カ月しかもたなかったら月11,700円ほどなのでちょっと高いな~と躊躇する値段。ま、それだけ効果があればいいんですけど。でも、ハイドロキノンが使えない方や、A反応が嫌な方には良いですね。

シスペラ インテンシブシステム

シスペラ インテンシブシステム

そんなシスペラが、この度リニューアルしまして、シスペラ インテンシブシステムとなり、シルバー×ブルーのパッケージで3ステップアプローチの3本セット(集中美白+中和+効果促進)になりました。使いやすくなったのかと思いきや、やはり、夜使用が効果的で、夜の洗顔後1時間経過してからの、インテンシブ(美白クリーム)塗布してからの、15分(始めは3~5分)おいて、ニュートライズ(中和剤)馴染ませ洗い流して、最後にブーストを顔全体に。楽になったのか、何なのかよくわからん。
システアミンは5%→7%へと濃度が高まりました。AHAが追加されたので、パーマ液のような臭いが気にならないそうです。セットで39,600円(税込)、内容量は30g、50g、30gの3ステップです。以前は、保湿などを自分のコスメで行っていましたが、セットになると、保湿まですべてシスペラで済ませるので好評のようです。

シスペラ インテンシブシステムは顔だけの使用なので、デリケートゾーンなどの色素沈着には旧シスペラですね。また、インテンシブシステムの場合は、お化粧の上からの塗布はNGとなっていますので、ご注意を。