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日光性黒子

日光性黒子

一言で「シミ」といっても様々です。
有名どころで言うと

  • 日光性黒子/老人性色素斑
  • 炎症後色素沈着
  • 肝斑
  • そばかす/雀卵斑

があります。

こちら「にっこうせいこくし」と言います。黒子=ホクロではありません。
別名「老人性色素斑」と言われるだけあって、長年浴び続けてきた、紫外線の積み重ねによってできるシミで、年々濃くなる傾向にあります。シミといわれて、一番多いのがこのタイプになります。

皮膚は、表皮、真皮、皮下組織となっていますが、表皮は0.1~0.3ミリにも関わらず、4つの層に分かれています。上から、角質層、顆粒層、有棘層、基底層となっており、その基底層部にメラノサイトという色素細胞があり、これがメラニン(シミ)のもとになります。

日光性黒子

紫外線にあたった表皮は、メラノサイトに信号を送り、チロシナーゼという酵素の働きによってメラニンが合成され、肌のターンオーバーが正常であれば、合成されたメラニンは皮膚表面に押し出され、垢となって無くなるのですが・・・。年齢と共に、このターンオーバーは乱れていきますので、皮膚の表面にメラニン色素が沈着してしまい、日光性黒子・シミとなります。

では、この日光性黒子を防ぐにはどうすれば良いのでしょうか?

  • 紫外線を防ぐ!そうです。日中は日焼け止めを塗り、UVケアをしっかりしましょう。
  • ターンオーバーを正常化する!L-システインやビタミンCの摂取で肌のターンオーバーを促進。ピーリングも、肌のターンオーバーを促進する効果があります。
  • うっすらできたシミには、美白クリーム。ハイドロキノンやレチノールなど、今やお化粧品も優れものばかりです。

目立って濃くなった日光性黒子には、ピコレーザーやQスイッチレーザーなどで、バチンっと取ってしまうのも効率よし!くよくよ悩んでいると、その悩みのストレスでシミが濃くなることも。
バチンっとシミを取ったら、テープを2週間ほど貼り続けるダウンタイムがありますが、マスクで隠れる部分であれば問題ないですよね。

黒、こげ茶、茶色の日光性黒子に関しては、基底層までの深さなので、ターンオーバーで解決できますし、レーザーでもすぐ取れますよ。自分の気になるシミを理解して、仲良く改善していきましょう。